2019.12.04 Wednesday
"Firebird on the road from V4 to V5"(2) 2.x, 3.xのEOLとAlphaリリース
"Firebird on the road from V4 to V5"(2) 2.x, 3.xのEOLとAlphaリリース
本エントリはFirebird Advent Calendar 2019の四日目です。
"Firebird on the road from v4 to v5"はFirebirdの初日に行われた最初のセッションで、
Firebird Projectのドミトリィ・ヤマノフ(Dmitry Yemanov)により行われました。資料は以下のリンクから取得できます。
"Firebird on the road from v4 to v5"
本日は「メンテナンス」パートで、2.x, 3.xのEOLとAlphaリリースの内容を見ていきます。
Firebird 2.xは、今年(2019年) 六月にメンテナンスリリースの2.5.9がでました。今後メンテナンスリリースがでることはなく、Firebird 2.xはEOLとなります。
Firebird 3.xは、去年の10月にメンテナンスリリースの3.0.4がでました。3.0.5はQ4 2019に出ることが期待されています。現状Firebird 3.xは、Firebird 5.0がでるまで、メンテナンスリリースがでる(サポートされる)予定となっています。
Firebird 4.0のAlphaリリースでは以下の機能がリリースされました。
ODS 13
32KBのページサイズ
メタデータ名称が63文字に
nbackup経由のインクリメンタル・リストア
定義済みのシステムロールとよりよい粒度のDBAパーミッション
ステートメントと接続に対するタイムアウト
集約されたロール(Aggregated roles)
PSQLオブジェクト用のSQL SECURITY 宣言
Batch API
メタデータの名称はSQL標準では「正規識別子」で以下とされます。
・128文字以内で構成される文字列で、先頭の文字は大文字か小文字のアルファベット、その後の文字は大文字か小文字のアルファベット、数字、_(アンダースコア)で構成する。
・予約語が利用できない。
・予約語と同様にアルファベットの大文字、小文字の区別はない。
RDBMSのマニュアルでは単に「識別子(Identifier)」と呼ばれることが多く、実装は64文字より小さい場合がほとんどです。(かつては30文字程度までという実装が多くありましたが、フレームワークなどで機械的に生成される識別子が利用されるようになり、30文字では短すぎるため拡張されました。長らくにOracle DBは30, Firebirdでは31文字でしたが、Oracle 12R2より128, Firebird 4.0より63となりました)
本エントリはFirebird Advent Calendar 2019の四日目です。
"Firebird on the road from v4 to v5"はFirebirdの初日に行われた最初のセッションで、
Firebird Projectのドミトリィ・ヤマノフ(Dmitry Yemanov)により行われました。資料は以下のリンクから取得できます。
"Firebird on the road from v4 to v5"
本日は「メンテナンス」パートで、2.x, 3.xのEOLとAlphaリリースの内容を見ていきます。
Firebird 2.xは、今年(2019年) 六月にメンテナンスリリースの2.5.9がでました。今後メンテナンスリリースがでることはなく、Firebird 2.xはEOLとなります。
Firebird 3.xは、去年の10月にメンテナンスリリースの3.0.4がでました。3.0.5はQ4 2019に出ることが期待されています。現状Firebird 3.xは、Firebird 5.0がでるまで、メンテナンスリリースがでる(サポートされる)予定となっています。
Firebird 4.0のAlphaリリースでは以下の機能がリリースされました。
ODS 13
32KBのページサイズ
メタデータ名称が63文字に
nbackup経由のインクリメンタル・リストア
定義済みのシステムロールとよりよい粒度のDBAパーミッション
ステートメントと接続に対するタイムアウト
集約されたロール(Aggregated roles)
PSQLオブジェクト用のSQL SECURITY 宣言
Batch API
メタデータの名称はSQL標準では「正規識別子」で以下とされます。
・128文字以内で構成される文字列で、先頭の文字は大文字か小文字のアルファベット、その後の文字は大文字か小文字のアルファベット、数字、_(アンダースコア)で構成する。
・予約語が利用できない。
・予約語と同様にアルファベットの大文字、小文字の区別はない。
RDBMSのマニュアルでは単に「識別子(Identifier)」と呼ばれることが多く、実装は64文字より小さい場合がほとんどです。(かつては30文字程度までという実装が多くありましたが、フレームワークなどで機械的に生成される識別子が利用されるようになり、30文字では短すぎるため拡張されました。長らくにOracle DBは30, Firebirdでは31文字でしたが、Oracle 12R2より128, Firebird 4.0より63となりました)
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