キムラデービーブログ

オープンソースデータベースを加速する「キムラデービー」のブログです。カレー日記を兼ねてます。なお著者は2010-06-01より日本オラクルに在籍していますが、本サイト(ブログ、またはウェブサイト)において示されている見解は、私自身の見解であって、オラクルの見解を必ずしも反映したものではありません。
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Linux on 古いパソコンのハードディスク換装例(DELL Optiplex SX-260の場合)後半
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    最近記憶のスタックが浅いために、すっかり後半を書くのを忘れていましたw @sakaikさんのリクエストにより、記憶を頼りに記述しておきます。前半の記事はこちら。

    (4) 現状確認と方策

    [拡張前]
    Disk /dev/hda: 32.0 GB, 32003112960 bytes
    255 heads, 63 sectors/track, 3890 cylinders
    Units = シリンダ数 of 16065 * 512 = 8225280 bytes

    デバイス Boot Start End Blocks Id System
    /dev/hda1 * 1 13 104391 83 Linux
    /dev/hda2 14 3890 31142002+ 8e Linux LVM

    [拡張後]容量が十倍に増えているのがわかる。
    Disk /dev/hda: 320.0 GB, 320072933376 bytes
    255 heads, 63 sectors/track, 38913 cylinders
    Units = シリンダ数 of 16065 * 512 = 8225280 bytes

    デバイス Boot Start End Blocks Id System
    /dev/hda1 * 1 13 104391 83 Linux
    /dev/hda2 14 3890 31142002+ 8e Linux LVM

    ただ、パーティション情報は上記のように変更がない。基本パーティション二つ。昔の考え方なら、このパーティションの区切りを変更、とか考えていたのですが、もともとメインのパーティションはLVMなので、拡張された部分をあらたにパーティションを切り直して、それをLVMに追加していけば、いいんでないの?と思いつく。

    (6) 基本パーティション3と拡張パーティションを追加する。
    「基本領域は、システム全体で4個までしか作成できない」ということらしい。

    linuxにおける追加パーティション及びフォーマットの仕方

    そのため、3つめと、4つめのパーティションを切るときに、3つめはそこそこの大きさで、
    4つめは残りを全部設定し、その中を拡張パーティションで切っていく。

    (a) 3つめをそこそこの大きさで切る

    コマンド (m でヘルプ): n
    コマンドアクション
    e 拡張
    p 基本領域 (1-4)
    p
    領域番号 (1-4): 3
    最初 シリンダ (3891-38913, default 3891):
    Using default value 3891
    終点 シリンダ または +サイズ または +サイズM または +サイズK (3891-38913, default 38913): +51200M

    コマンド (m でヘルプ): p

    Disk /dev/hda: 320.0 GB, 320072933376 bytes
    255 heads, 63 sectors/track, 38913 cylinders
    Units = シリンダ数 of 16065 * 512 = 8225280 bytes

    デバイス Boot Start End Blocks Id System
    /dev/hda1 * 1 13 104391 83 Linux
    /dev/hda2 14 3890 31142002+ 8e Linux LVM
    /dev/hda3 3891 10116 50010345 83 Linux

    (b) 4つめに残り全部

    コマンド (m でヘルプ): n
    コマンドアクション
    e 拡張
    p 基本領域 (1-4)
    e
    Selected partition 4
    最初 シリンダ (10117-38913, default 10117):
    Using default value 10117
    終点 シリンダ または +サイズ または +サイズM または +サイズK (10117-38913, default 38913):
    Using default value 38913

    コマンド (m でヘルプ): p

    Disk /dev/hda: 320.0 GB, 320072933376 bytes
    255 heads, 63 sectors/track, 38913 cylinders
    Units = シリンダ数 of 16065 * 512 = 8225280 bytes

    デバイス Boot Start End Blocks Id System
    /dev/hda1 * 1 13 104391 83 Linux
    /dev/hda2 14 3890 31142002+ 8e Linux LVM
    /dev/hda3 3891 10116 50010345 83 Linux
    /dev/hda4 10117 38913 231311902+ 5 拡張領域

    (7) 拡張領域を細かいパーティションに分割していく。
     LVMなどで扱いやすいように複数のパーティションに分解していく。


    コマンド (m でヘルプ): n
    最初 シリンダ (10117-38913, default 10117):
    Using default value 10117
    終点 シリンダ または +サイズ または +サイズM または +サイズK (10117-38913, default 38913): +20480M

    コマンド (m でヘルプ): p

    Disk /dev/hda: 320.0 GB, 320072933376 bytes
    255 heads, 63 sectors/track, 38913 cylinders
    Units = シリンダ数 of 16065 * 512 = 8225280 bytes

    デバイス Boot Start End Blocks Id System
    /dev/hda1 * 1 13 104391 83 Linux
    /dev/hda2 14 3890 31142002+ 8e Linux LVM
    /dev/hda3 3891 10116 50010345 83 Linux
    /dev/hda4 10117 38913 231311902+ 5 拡張領域
    /dev/hda5 10117 12607 20008926 83 Linux

    コマンド (m でヘルプ): n
    最初 シリンダ (12608-38913, default 12608):
    Using default value 12608
    終点 シリンダ または +サイズ または +サイズM または +サイズK (12608-38913, default 38913): +20480M

    コマンド (m でヘルプ): n
    最初 シリンダ (15099-38913, default 15099):
    Using default value 15099
    終点 シリンダ または +サイズ または +サイズM または +サイズK (15099-38913, default 38913): +20480M

    コマンド (m でヘルプ): n
    最初 シリンダ (17590-38913, default 17590):
    Using default value 17590
    終点 シリンダ または +サイズ または +サイズM または +サイズK (17590-38913, default 38913): +20480M

    〜上記のようなことを繰り返し、最終的にはこんな感じ〜

    コマンド (m でヘルプ): p

    Disk /dev/hda: 320.0 GB, 320072933376 bytes
    255 heads, 63 sectors/track, 38913 cylinders
    Units = シリンダ数 of 16065 * 512 = 8225280 bytes

    デバイス Boot Start End Blocks Id System
    /dev/hda1 * 1 13 104391 83 Linux
    /dev/hda2 14 3890 31142002+ 8e Linux LVM
    /dev/hda3 3891 10116 50010345 83 Linux
    /dev/hda4 10117 38913 231311902+ 5 拡張領域
    /dev/hda5 10117 12607 20008926 83 Linux
    /dev/hda6 12608 15098 20008926 83 Linux
    /dev/hda7 15099 17589 20008926 83 Linux
    /dev/hda8 17590 20080 20008926 83 Linux
    /dev/hda9 20081 22571 20008926 83 Linux
    /dev/hda10 22572 25062 20008926 83 Linux
    /dev/hda11 25063 27553 20008926 83 Linux
    /dev/hda12 27554 30044 20008926 83 Linux

    (8) 拡張パーティションをひとつLVM用に利用する(/dev/hda5)

    コマンド (m でヘルプ): t
    領域番号 (1-12): 5
    16進数コード (L コマンドでコードリスト表示): 8e
    領域のシステムタイプを 5 から 8e (Linux LVM) に変更しました

    コマンド (m でヘルプ): w
    領域テーブルは交換されました!

    ioctl() を呼び出して領域テーブルを再読込みします。

    警告: 領域テーブルの再読込みがエラー 16 で失敗しました: デバイスもしくはリソースがビジー状態です。
    カーネルはまだ古いテーブルを使っています。
    新しいテーブルは次回リブート時に使えるようになるでしょう。
    ディスクを同期させます。

    (9) マシンの再起動、PVの作成
     テーブルの変更を反映するためにリブートする。そしてPV(Physial Volume)を作成する。
    読み筋はここらへん。

    特集:LVMによるディスクパーティションの動的化(後編) (1/5)

    [root@mkcentos53 ~]# pvcreate -v /dev/hda5
    Set up physical volume for "/dev/hda5" with 40017852 available sectors
    Zeroing start of device /dev/hda5
    Physical volume "/dev/hda5" successfully created

    (10) VGに追加
     CentOSはすでにVolGroup00というVGができているので、それに/dev/hda5を追加します。

    [root@mkcentos53 ~]# vgextend VolGroup00 /dev/hda5
    Volume group "VolGroup00" successfully extended
    [root@mkcentos53 ~]# vgdisplay
    --- Volume group ---
    VG Name VolGroup00

    Format lvm2
    Metadata Areas 2
    Metadata Sequence No 4
    VG Access read/write
    VG Status resizable
    MAX LV 0
    Cur LV 2
    Open LV 2
    Max PV 0
    Cur PV 2
    Act PV 2
    VG Size 48.75 GB
    PE Size 32.00 MB
    Total PE 1560
    Alloc PE / Size 950 / 29.69 GB
    Free PE / Size 610 / 19.06 GB
    VG UUID LSGMLL-eFNv-gUez-DN4A-0KxI-9z0s-5SLLuE

    (11) LVを拡張。オンラインで拡張可能。
    [root@mkcentos53 ~]# lvextend -L +20G /dev/VolGroup00/LogVol00
    Extending logical volume LogVol00 to 48.69 GB
    Insufficient free space: 640 extents needed, but only 610 available
    (あら指定値が大きかったので、エラーメッセージにあわせる)
    [root@mkcentos53 ~]# lvextend -l +610 /dev/VolGroup00/LogVol00
    Extending logical volume LogVol00 to 47.75 GB
    Logical volume LogVol00 successfully resized

    (12) LVにあわせて、ファイルシステムを拡張。オンラインで拡張可能。
    [root@mkcentos53 ~]# resize2fs /dev/VolGroup00/LogVol00
    resize2fs 1.39 (29-May-2006)
    Filesystem at /dev/VolGroup00/LogVol00 is mounted on /; on-line resizing required
    Performing an on-line resize of /dev/VolGroup00/LogVol00 to 12517376 (4k) blocks.
    The filesystem on /dev/VolGroup00/LogVol00 is now 12517376 blocks long.

    [root@mkcentos53 ~]# df -h
    Filesystem サイズ 使用 残り 使用% マウント位置
    /dev/mapper/VolGroup00-LogVol00
    47G 26G 19G 58% /

    /dev/hda1 99M 24M 71M 25% /boot
    tmpfs 1013M 0 1013M 0% /dev/shm

    みごと拡張できましたとさ。

    以上、終わりっす。

    [2010-06-07 追記]
    sakaikさんのまとめのエントリは以下です。私のものよりはまとまっていてわかりやすいかも。。。。

    ■[linux][hardware]LinuxのHDD交換作業メモ(sakaikの日々雑感〜(T)編)

    以下、偽問答です。

    Q. MeijiKさんは、なぜ基本パーティション3を切ったの? 基本パーティション1,2以外は拡張パーティションでいいじゃない?

    A. 最大4つということで、切れるものなら切っておこう、というくらいの感覚で作成しました。

    Q. Sakaikさんは、なぜ細々と拡張パーティションを切ったのに、結局すべて最初のVGに追加したの?

    A. もともと全部追加するつもりでしたが、MeijiKさんが切っているのでそういうものかと思いました。今考えると1つ大きいのでもよかったですね。

    Q. MeijiKさんは、なぜ細々とパーティションを切ったの?

    A. いやーあとからパーティション毎にRAWとかFS試せるかなーと思って。いま使っているものがせまくなったら、また動的に拡張できるし。結局使ってみたらsakaikさんみたいに、最初のVGに全部追加しているかもしれませんねorz
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