キムラデービーブログ

オープンソースデータベースを加速する「キムラデービー」のブログです。カレー日記を兼ねてます。なお著者は2010-06-01より日本オラクルに在籍していますが、本サイト(ブログ、またはウェブサイト)において示されている見解は、私自身の見解であって、オラクルの見解を必ずしも反映したものではありません。
東京出張でも気軽に泳ごう(2) 恵比寿・渋谷近辺
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    前回に引き続き第二回です。

    今回はイケてるIT関連会社が多い、恵比寿・渋谷近辺のプールを二つ紹介します。

    [第二回 恵比寿・渋谷周辺: ひがし健康プラザ温水プール、代官山スポーツプラザ]

    注意: これらは渋谷区の施設で、渋谷区在住・在勤の方しか利用できません。
    それぞれ詳細は以下のページから確認できます。

    渋谷区温水プールカレンダー

    基本は09:00-21:00利用可能、入場は20:00まで。(代官山は平日07:00-09:00も利用可能です)
    大人一人二時間400円です。

    ・ひがし健康プラザ温水プール

    流れるプールやジャクジーなどあり、リッチな感じですが、難点は駅から遠いところです。
    (徒歩で恵比寿から10分、渋谷から15分)
    バスならば「東二丁目」「東三丁目」から数分でたどり着けます。

    ひがし健康プラザ


    第一第三火曜日がお休みです。

    ・代官山スポーツプラザ

    深さが調節できるサブプールがあり、子供が楽しいプールです。
    地下ですが、ドライエリアから自然光が入り、明るい雰囲気が素敵です。
    東急東横線代官山駅前すぐ(2分)なので、交通の便がよいです。

    特筆すべきなのは、平日は朝7:00から泳ぐことができることです。これは公営ではなかなか珍しいのではないでしょうか?

    代官山スポーツクラブ


    なお、ここはペットボトルをプールサイドに持ち込めませんし、レーンの追い抜き方法が独特
    (通常右寄をおよいて、追い抜きは左側(!))ですので、コースの表示をよくご覧ください。

    第二第四月曜日がお休みです。

    JUGEMテーマ:スポーツ



    | meijik | Swim | 23:06 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
    東京出張でも気軽に泳ごう(1) 基礎的な考え方と品川周辺
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      たびたび東京出張にくる知人Nさんが「出張先でも気軽におよげたらなー」とFacebookでつぶやいていたので、Nさん向けに流浪のヨガ&スイム人の私が東京出張の方が気軽におよげるプールを紹介する企画「東京出張でも気軽に泳ごう」の第一回です。

      [基礎的な考え方]
      プールには私企業がやっているものと、公営のものがあります。一番簡単なのは私企業がやっているスポーツクラブのマスター会員になることです。また会社の福利厚生で全国の提携施設で都度会員で利用することです。例えば以下のようなスポーツクラブがあり、プールをそなえています。

      ・コナミスポーツ
      ・ティップネス
      ・セントラル
      ・OASIS
      ・JEXER

      難点は、都度の利用料金が割と高い、というものです。
      法人の契約にもよりますが、通常一回500円から2500円というのが私のもつイメージです。
      私の感覚でいうと、やはり一度で千円はちょっと高いなーと感じます。また、まったくのドロップインで利用、
      というわけには行かないので、事前の準備(会員証の作成、あらかじめ福利厚生での申し込み等)が必要です。

      そこで、次に考えられるのが公営のプールです。
      一昔前までは、各自治体が独自でやっていましたので、施設も古いし、夜遅くまでやっていないところもありましたが、最近では民間委託にしているところが多く、よりきれいに、より夜遅く運営しているところも多いです。

      そこで、しばらくは、公営のうち私が実際に利用している(利用していた)プールを紹介します。

      [公営プールのオキテ]
      わたし自身は私企業スポーツクラブのプールを長らく利用していたため、公営プールにきて面喰うことが多々ありました。また、まったく泳いだことの無い人をつれていって驚かれたこともありますので、こでは、それをまとめておきます。

      (1) 利用は基本二時間単位
      (2) 定休日がある(最近はないところが多いけど)
      (3) 利用できない時間帯がある(!)
      (4) 水泳帽必須(ゴーグルは任意、だけどあったほうがよい)
      (5) 更衣室は濡れたまま入れるところと、入れないところがある
      (6) 一定時間毎(1-2時間)に休憩(5-10分)がある
      (7) ペットボトルを(プールサイドに)もちこめないところがある
      (8) シャワーで、シャンプー・石鹸が使えないところがある
      (9) 順番待ちや、追い抜き方法が特殊なところがある
      (10)レーンごとに細かい設定がある。(ウォーキングのみ、立ち止まり可能、立ち止まり禁止、etc)
      (11)施設ごとに特別なルールがある(ところもある)
      (12)区在住・在勤のみの人が使えるところと、区在住・在勤の人が利用料金がやすいところと、
      だれでも使えるところと、の三種類があります。
      (13)刺青、タトゥーをされている方はラッシュガードやテープなどで見えなくする必要があります。
      (14)電子機器はほとんど禁止です。(活動計など一部許されているところもあるようです)

      いちいち説明するのもなんなので、これらは、実際のケースをみながら、必要に応じて補足します。。。。。

      [第一回 品川周辺: 港区スポーツセンター]
      品川はマイクロソフトやNTT関連企業, 日立関連企業、ノーチラス・テクノロジーズもあり、ITピープルにはポピュラーな出張先です。
      なので「品川」でプールがあればいいのですが、残念ながらいいところが思い浮かびません。代わって
      私が思い浮かべるのは、JRでお隣の田町駅東口徒歩5 分、都営地下鉄三田駅A6 出口徒歩6 分の港区スポーツ
      センターです。

      港区自転車シェアリングのポートもありますので、使っている方は港区のどこからでも簡単にたどり着けます。

      第一月曜日だけがお休みで、午前8時30分〜午後10時30分(最終入場時間午後9時30分)ということで、
      仕事帰りでもOKです。港区在住・在勤の人は500円、その他の人は800円で利用が可能です。
      ここは(3)利用できない時間帯がなく(たぶん)、(6)休憩時間の回数が一日三回と少ないので、
      はいって直に休憩、というヤル気をそぐタイミングが少ないところです。

      プールのご利用案内(港区スポーツセンター)

      ここは、リニューアルして大変キレイになっていますので、初めて公営プールを利用する方でも、違和感なく利用できると思います。(しかしながら、利用料金が800円と若干高めです。ただし、この料金でジムも卓球もできるので、そう考えると割安ですが、水泳だけ利用の場合でもこの料金なので、そう考えると高いです)

      JUGEMテーマ:スポーツ



      | meijik | Swim | 22:03 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
      ヘネパタ・パタヘネを買ったり読んだりする前に知るべきいくつかのこと(2018)
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        以前、下記のようなエントリを書きました。このエントリの2018年度版です。

        ヘネパタ・パタヘネを買ったり読んだりする前に知るべきいくつかのこと

        事実そのご: ヘネパタの原著は第六版、パタヘネの原著はARM版とRISC-V版がでた。

        ネタ元はここらへんから。

        ヘネパタ第6版はRISC-Vで全面刷新?(FPGA開発日記)
        RISC-Vでコンピュータアーキテクチャの基礎を学びたい人向けの入門書(Computer Organization and Design RISC-V Edition)(FPGA開発日記)
        パタヘネ、ヘネパタ MIPSからRISC-Vへ コンピュータアーキテクチャはDSAへ(?)(k0b0's record.)


        ヘネパタは第六版だから、後継・新版ということでいいんだろうけど、パタヘネはあまり違いなくそれぞれのアーキテクチャ版がでて初版だから、どうなのかなぁ。さすがにこれらの三冊を買う余裕も、読む余裕もいまの私にはねえっす。

        JUGEMテーマ:コンピュータ



        | meijik | 日々 | 20:19 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
        「プリントヘッドの種類が違います」エラー@MG6230
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          困った

          以前以下の投稿をして、復活しましたが、結局新しいプリンタMG-6230も2011-12-05に購入(23,589円)して、
          ケータイからの印刷など便利につかっていてMP770は使ってなかったのですがorz

          「プリントヘッドの種類が違います」エラー@MP770

          この機種もとうとう同じエラーが。

          プリンタヘッド、13000円するのと、急ぎ復活させねばならず、結局最近の同程度の機種TS6030を
          14250円で購入。
          設定修了。

          さて、MG6230はどうするか、とりあえず掃除でもしてみるか、暇なときに。。。。
          | meijik | 日々 | 18:06 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
          2018年の木村明治
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            去年はこんな抱負を出していましたが、まぁまあできたのは1.くらいですかね :)

            今年の抱負は以下。

            1.出している本で、できるものは改訂作業を行う。(本にならなくてもブログで補足)
            2.分散処理の読書会に継続して出る。参照されている本をできるだけ読む。
            3.各種成果をブログで出す
            4.スケートをまじめに練習する(冬季)
            5.体重を減らす。(月一キロ目標)

            がんばりまっす。

            JUGEMテーマ:日記・一般



            | meijik | 日々 | 11:41 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
            2018年のFirebird
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              2018年のFirebird

              本エントリはFirebird Advent Calendar 2017の25日目です。

              さて、2018年のFirebird ! といえば、まずは次版のFirebird 4.0の話になります。

              ....と書いてこれは去年のエントリと同じ! うーん。

              話としては昨日naagamiさんの書いてくれた以下のとおりなのです。

              Firebird4.0 Planning Board 2017 update(ある nakagami の日記)

              今年はちょっと補足もないですが、以下の二つの事柄を。。。。

              1.Firebird Tour 2017: Performance seminars
              去年はカンファレンスが行われましたが、今年はFirebird Tourの2017年度版ということで行われました。
              # 2012までは毎年カンファレンスが行われていましたが、それ以降は隔年になっています。

              Firebird Tour 2017: Performance Optimization
              Firebird Conference 2016
              Firebird 2015 Tour: Big Databases
              Firebird 2015 Spring Tour
              Firebird Conference 2014
              Firebird 2013 Tour
              Firebird Conference 2012

               以下のページからそれぞれ二つずつのプレゼンテーションが公開されていますので、チェックしてみてください。

              Presentations from Firebird Tour 2017: Firebird Performance and Tuning Linux and Windows

              Presentations from Firebird Tour 2017: Firebird 3 Statistics and Plans and Advanced Trace API

               木村も最後に参加したのは2008年のイタリア開催なので、来年は久しぶりに参加してみたいですね。

              2.2018のデータベースが進む道とFirebird
               これまでのRDBMSはオンプレで、いかに性能をあげるか、HAを担保するのか、を競っていたように思えますが、
              ここ数年、主戦場はオンプレからクラウドに移行してきているように感じます。そして「世の中の "マネージド" を名乗るサービスがやってくれること」が徐々に進化して、開発者がオンプレでちまちまやるよりも、そこに「丸投げ」したほうがいい(楽?)な部分が徐々に増えていると思います。と、思ったのは以下のエントリ。

              最近MySQLをやめて別のRDBMSにしたときの話(MySQL Casual Advent Calendar 2017 12日目)

              DBAをある程度極めた人が超絶技巧的にチューニングするのであれば、オンプレでエンタープライズ要素の高いRDBMSを使えばよいのですが、そこらへんは適当でよくて、各種運用をしたくない人には"マネージド"を名乗るサービスを使ったほうが幸せになれる気がします。

               さて、Firebirdはどうでしょうか? Firebird自体はオンプレで超絶技巧的にチューニングするのには向いてないし、また"マネージド"のサービスに乗ったり、Amazon Auroraに使われているMySQLやPostgreSQLのように、先進的なエンジンを利用しやすくするフロントエンド的なI/Fとして使われることもなさそうです。

              Amazon Auroraの先進性を誰も解説してくれないから解説する(武蔵野 Advent Calendar 2017 13日目)

              使いどころはやはり手間のかからないオンプレ、と組み込みだと思うので、この観点でまた地道に活動していきたいと思います。十年前から変わってないですが、エバーグリーンということで。

              適材適所のデータベース選択が重要--Firebird日本ユーザー会(ZDNet Japan)

              では、またオープンソースRDBMSの世界で!

              メリークリスマス & ハッピーニューイヤー !!

              JUGEMテーマ:コンピュータ



              | meijik | Firebird/InterBase | 05:23 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
              古いFirebirdとWindows 10 Fall Creators Update
              0
                本エントリはFirebird Advent Calendar 2017の23日目です。

                ちょっと追いついていませんが、それはおいおい。。。

                さて、首記の件ですが、ちょっと前にメーリングリストで話題になっていて、
                IBPhoenixのドキュメントでもでました。現象は既存のものがアンインストールされ
                再インストールできない、というものです。

                Firebird-jp-general 2017年12月 保存書庫 スレッド

                とりあえずはインストーラ名をSetup.exeに変更することで再度案ストールはできるそうです。

                Firebird and Windows 10 Fall Creators Update(IBPhoenix)

                ご参考まで。

                JUGEMテーマ:コンピュータ



                | meijik | Firebird/InterBase | 13:50 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                FirebirdでFLOATを使(う|わない)理由
                0
                  FirebirdでFLOATを使(う|わない)理由

                  本エントリはFirebird Advent Calendar 2017の22日目です。

                  私の本業(=家のローン払いに一番貢献している収入)はMySQLなので、最近以下のエントリを読んでモヤっとしてました。

                  MySQLで6桁までの小数点を丸めずに扱うならFLOAT型を使うべき理由(Qiita)

                  時間があったらコメントしないとなー、と思ってたら、すでに以下のエントリができてました。多謝。

                  MySQLのFLOAT型を使う理由が見つからない件(hnwの日記)

                  結論としてMySQLではFLOATがいろんなところで丸まっているので使うべきではないです。
                  ではFirebirdはどうか、ということで上記エントリのFirebird版を以下に記述します。

                  不思議な挙動(1)...は起こらない。INSERT時に0.9以外になる。

                  CREATE TABLE a (f FLOAT, d DOUBLE PRECISION);
                  INSERT INTO a VALUES(0.9,0.9);
                  SELECT * FROM a;

                  F D
                  ============== =======================
                  0.89999998 0.9000000000000000

                  不思議な挙動(2)...も起こらない。f=0.9でもSELECT可能

                  SELECT * FROM a WHERE f=0.9;

                  F D
                  ============== =======================
                  0.89999998 0.9000000000000000

                  SELECT * FROM a WHERE d=0.9;

                  F D
                  ============== =======================
                  0.89999998 0.9000000000000000

                  不思議な挙動(3)...も起こらない。見た数字(INSERTしてSELECTした結果)のとおりの動作です。

                  CREATE TABLE b (f1 FLOAT, f2 FLOAT);
                  INSERT INTO b VALUES(0.9,0.8999996); -- 8と6の間に9が五個
                  INSERT INTO b VALUES(0.9,0.89999996); -- 8と6の間に9が六個

                  SELECT * FROM b;

                  F1 F2
                  ============== ==============
                  0.89999998 0.89999962
                  0.89999998 0.89999998

                  SELECT * FROM b WHERE f1=f2;

                  F1 F2
                  ============== ==============
                  0.89999998 0.89999998

                  結果Firebirdでは不思議な挙動はおきないのですが、おきないから、といって積極的に利用をすすめるか、
                  といわれると私の答えは"No"ですね。上記ブログのまとめにもありますし、以前私が書いたブログエントリにも記述しましたが、FLOAT型を採用するメリットはサイズが小さいことだけなので、大量に使う場合(==カラムとして複数定義かつ行数が多い場合)の領域削減、時のみ検討すべきで、普通小数を含む場合: 誤差OKならDOUBLE, 誤差NGならNUMERICにすべきです。

                  Firebirdで他のRDBMSから来た人に奇妙に見える振る舞いは、計算時の小数点以下の有効範囲の取り扱いでしょうか。
                  以下のブログと、そこから参照しているブログ(英語)で、その振る舞いの一端がわかります。

                  Firebird のお勉強 計算時の小数点以下の有効範囲(布団が俺を呼んでいる)

                  P.S. Firebirdはdoubleではだめでdouble precisionと書かないとエラーです。。。。

                  create table c(d double); -- NG
                  Statement failed, SQLSTATE = 42000
                  Dynamic SQL Error
                  -SQL error code = -104
                  -Token unknown - line 1, column 24
                  -)
                  create table c(d double precision); -- OK

                  JUGEMテーマ:コンピュータ



                  | meijik | Firebird/InterBase | 23:24 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                  DISTINCT, COUNT, そしてNULL
                  0
                    本エントリはFirebird Advent Calendar 2017の14日目です。

                    DISTINCT, COUNT, そしてNULL

                    唐突ですが、次の文章のうち間違っているものは? SELECT文で。。。。

                    (1) 行数を数えるときにはCOUNT(*)
                    (2) 行数を数えるときにはCOUNT(カラム名)でも(1)と同じ
                    (3) カラムのユニークな行数を数えるときはCOUNT(DISTINCT カラム名)
                    (4) 複数カラムのユニークな行数を数えるときはCOUNT(DISTINCT カラム名1, カラム名2)

                    じゃ確認してみましょう。

                    create table t1(i1 int, i2 int);
                    insert into t1 values(1,1);
                    insert into t1 values(1,2);
                    insert into t1 values(2,3);
                    select count(*) from t1;

                    COUNT
                    =====================
                    3

                    select count(i1) from t1;

                    COUNT
                    =====================
                    3

                    (1),(2)ともによさそうに見えますね。。。。ってちょっと待ったー! もう一行nullを含む行を追加してみましょう。

                    insert into t1 values(null,3);

                    select count(*) from t1;

                    COUNT
                    =====================
                    4

                    select count(i1) from t1;

                    COUNT
                    =====================
                    3

                    そう、実は集約関数はNULLを除外します。ただし「COUNT(*)」は例外的にNULLを除外しないのです。
                    そのため、上記のような違いが現れます。Firebirdに限らず、標準SQLに準拠しているものはすべてそうなります。

                    SQLのCOUNT(*)とCOUNT(列名)では結果が異なる(山本隆の開発日誌)

                    select count(distinct i1) from t1;

                    COUNT
                    =====================
                    2

                    これはまず、distinctで1,2,nullの三行になり、count(列名)はnullを除外するので、2となります。
                    これはcountを除いた以下のクエリで一目両全です。(3)はOKそうですね。

                    select distinct i1 from t1;

                    I1
                    ============
                    <null>
                    1
                    2

                    次に(4)にトライしてみると。。。。エラーですね。

                    select count(distinct i1,i2) from t1;
                    Statement failed, SQLSTATE = 42000
                    Dynamic SQL Error
                    -SQL error code = -104
                    -Token unknown - line 1, column 25
                    -,

                    そう、Firebirdを含めたほとんどのRDBMSではCOUNT(DISTINCT マルチカラム)は許されていないのです。
                    そのため、よく代案として利用されるのが、DISTINCTをサブクエリにした以下のクエリや、DISTINCTの代わりにGROUP BYを使うものです。

                    select count(*) from (select distinct i1,i2 from t1);

                    COUNT
                    =====================
                    4

                    もう一つはカラムを、そのカラムに出てこないデリミタを入れてCONCATするものです。

                    select count(distinct i1 || '-' || i2) from t1;

                    COUNT
                    =====================
                    3

                    OK, って一行減ってますね。。。。これもcountを除くと意味がわかります。

                    select distinct i1 || '-' || i2 from t1;

                    CONCATENATION
                    =======================
                    <null>
                    1-1
                    1-2
                    2-2

                    NULLをCONCATするとNULLになり、それはCOUNTに計上されません。そのため巷のDISTINCTをサブクエリに
                    する方法は、データにNULLがあると正しくないのです。厳密にいうと、こうなります。

                    select count(*) from (select distinct i1,i2 from t1 where i1 is not null and i2 is not null);

                    COUNT
                    =====================
                    3

                    本ブログエントリの最初のほうで「ほとんどのRDBMSではCOUNT(DISTINCT マルチカラム)は許されていない」
                    と記述しましたが、唯一許されているのがMySQLです。

                    create table t1(i1 int, i2 int);
                    insert into t1 values(1,1);
                    insert into t1 values(1,2);
                    insert into t1 values(2,3);
                    insert into t1 values(null,3);

                    select count(distinct i1,i2) from t1;
                    +-----------------------+
                    | count(distinct i1,i2) |
                    +-----------------------+
                    | 3 |
                    +-----------------------+
                    1 row in set (0.03 sec)

                    ということで、正しくでるのですが、DISTINCTしたマルチカラムそれぞれにIS NOT NULLをANDでつけていないクエリで
                    NULLを含むデータを投入して「結果が違う〜」という向きがいるので、それはこのような違いがある、ということを
                    覚えておいてください!

                    結果(1),(3)はOK, (2)は違う(カラムがnot nullならOK), (4) はMySQLだけ、ということになります。

                    JUGEMテーマ:コンピュータ



                    | meijik | Firebird/InterBase | 19:55 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                    プログラマのためのSQL第四版読書会(12)11.時間型 (p.225)
                    0
                      読書会はゆるゆると続けていましたが、なかなかアウトプットができず。。。。
                      とりあえず最新回から順にさかのぼってアウトプットします。。。

                      プログラマのためのSQL 読書会(12) - connpass

                      [Typo]
                      (1) p.226
                      ユリウス暦は4年につき1日の閏年をもっており、

                      ユリウス暦は4年につき1日の閏日をもっており、
                      (2) p.230
                      ランダムに近いデータ作る簡便な方法ではある。

                      ランダムに近いデータを作る簡便な方法ではある。
                      (3) p.234
                      11.3 INVERVAL型の冒頭
                      「以下にこのデータ型のBNF定義を示す」の後のBNF定義がない。
                      英語版にはある。
                       ただ、その後のINTERVAL型は期間をあらわすデータ型だ〜の部分は原著4thにはなく、
                      5thの冒頭部分なので、中途半端に間違えている原著をミックさんがつかまされて :)
                      原著はしれっとなおしている可能性もあり。。。。

                      [原著の??な点]
                      p.227 「英語話者においては、年は4桁、月は3文字、日は2桁であらわすのがもっとも誤読誤記が少なくソートするときも便利だとい

                      うことを発見した」ですが、月を3文字(例: 12月はDec)とすると、ソートには便利ではないのでは? という話がでた。確かに文字列
                      としては月の3文字はソートすると1->2->3月というわけではないので。
                       ただ、日付や日付時刻型だと三文字月は入出力のときだけで、内部では別に英字で格納されているわけではないので、特に問題とはならない気もしてきた。後で考えると。

                      [用語]
                      EDIFACT


                      [人物]
                      p.228の訳注とp.237
                      アリゾナ大学のリチャード・T・スノッドグラス
                      Richard Snodgrass

                      アレサンドロ・メサ
                      →Alejandro Mesa , Microsoft SQLサーバのMVPらしい。SQL Server関連からよく参照されている。

                      [ドキュメント・書籍]
                      p.237で紹介している二冊
                      (1) Developing Time-Oriented Database Applications in SQL (Richard Snodgrass著, Morgan Kaufmann, 1999)
                      (2) How to Design, Update and Query Temporal Data (Tom Johnston, Randall Weis著, Morgan Kaufmann, 2010)

                      前者はpdfで公開されているので、まず読みたい。(2)は未読。また、アマゾンで検索してみるとTom Johnstonの別の著作と
                      Dateの著作がヒットした。これらも購入して、時間がみつけて、読んでみたい。

                      (3) Bitemporal Data: Theory and Practice (Tom Johnston著, Morgan Kaufmann, 2014)
                      (4) Time and Relational Theory, Second Edition: Temporal Databases in the Relational Model and SQL (C.J. Date,‎ Hugh Darwen,‎ Nikos Lorentzos 著 Morgan Kaufmann 2014)

                      [所感]
                      暦の細かい説明や、Septemberの語源などは「へぇー」の連続でしたが、その部分は特にSQLには役立たなさそう。トリビア的な感じです。

                      読書会の次回は年明け(2018年) 1/15 or 22の月曜日となりそうです。
                      [2018-01-02 追記]
                      2018-01-22(mon)となりました。ご参加お待ちしております。

                      プログラマのためのSQL 読書会(13) 12.文字列型 (p.243)

                      JUGEMテーマ:コンピュータ



                      | meijik | SQL | 00:37 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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